拠点・施設大和ハウス工業は11日、福島県郡山市の郡山中央工業団地に、延べ3.7万平方メートルの大型マルチテナント物流施設「DPL郡山」を、18日に着工すると発表した。福島県では同社初のマルチテナント型物流施設となる。
DPL郡山は、平屋建て、延床面積3万7967.96平方メートルで、隣接地には、6000-2万6400平方メートルの5区画の工業団地を設けた。企業の物流施設や製造施設、研究所など事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設などが可能な団地となっている。
最大6テナントの入居が可能で、5300平方メートルの区画から入居できる。また、各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業のさまざまなニーズに対応する。
東北自動車道郡山インターチェンジ(IC)まで9.7キロ、郡山南ICまで9.3キロ、磐越自動車道郡山東ICまで10.5キロと、東北全域へのアクセスが容易なため、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに応えることができる立地となっている。
■「DPL郡山」概要
所在地:福島県郡山市字外河原8-1
敷地面積:5万6313.34平方メートル(1万7034.79坪)
建築面積:3万8134.47平方メートル(1万1535.67坪)
延床面積:3万7967.96平方メートル(1万1485.3坪)
構造・規模:鉄骨造、平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
着工日:2018年10月18日
竣工:2019年9月20日
入居:2019年10月(予定)
総投資額:65億円