大和ハウス､福島県中通りに3.8万m2物流施設

拠点・施設大和ハウス工業は26日、福島県郡山市で建設を進めてきた大型マルチテナント型物流施設「DPL郡山Ⅰ」が竣立し、10月1日より稼働することを発表した。

▲「DPL郡山Ⅰ」外観パース（出所：ダイワハウス工業）

「DPL郡山Ⅰ」は郡山中央工業団地内のJT郡山工場跡地に建設、同地は東北自動車道郡山インターチェンジ（IC）まで9.7キロ、郡山南ICまで9.3キロ、磐越自動車道郡山東ICまで10.5キロの立地。延べ床面積は3万7967.96平方メートル（1万1485.3坪）で、同社によれば福島県「中通り」地区最大の物流施設となる。

テナントは最大6件、5300平方メートルの区画から入居可能。各区画に事務所を設置することもできるので、インターネット通販事業者や小売業者、東北全域への配送を手掛ける事業者など、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設となっている。

同社は、隣接地に5区画（6000平方メートル-2万6400平方メートル）の工業団地を設けており、物流施設や製造施設、研究所など事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設などが可能だという。