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紙加工品物流研究会が実行プラン策定へ

2024年6月20日 (木)

行政・団体国土交通省は19日、第5回「紙加工品(衛生用品分野)物流研究会」を開催すると発表した。この研究会は、2024年に施行されるトラックドライバーの働き方改革に対応し、紙おむつや生理用品の物流を持続可能なものにするためのアクションプランのフォローアップを目的としている。

トラック運送事業では、ドライバーの担い手不足が深刻化しており、2024年度には14%、2030年度には34%の輸送力が不足すると予測されている。これにより物流の停滞が懸念されており、「2024年問題」への対応が急務となっている。

このような背景から、国土交通省は2022年4月に「紙加工品(衛生用品分野)における物流の生産性向上及びトラックドライバーの長時間労働改善に向けたアクションプラン」を策定。関係者が合意のもと、パレット輸送とDFL(デザイン・フォー・ロジスティクス)の取り組みを進めてきた。

今回の研究会では、アクションプランに基づく取り組みのフォローアップを行い、さらなる推進を図る。具体的な議事としては、「我が国の物流の革新に向けた取組」「アクションプランの取組状況」「意見交換」が予定されている。

会議は非公開で行われるが、報道関係者に限り冒頭のみオンライン傍聴が可能である。オンライン傍聴を希望する場合は、6月20日17時までにメールで連絡する必要がある。詳細は国土交通省のウェブサイトにて公開される予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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