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日本GLPが1500億円を調達、物流施設取得資金に

2022年3月16日 (水)

(イメージ)

財務・人事日本GLP(東京都港区)は15日、GLPジャパン・インカム・ファンド(JIF)がGravity AH(グラビティAH)を通じてサステナビリティローン840億円、グリーンローン660億円の総額1500億円を調達したと発表した。

日本GLPは、今回調達した資金について、サステナビリティローンは「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原1」(相模原市中央区)と「GLP ALFALINK流山8」(千葉県流山市)、グリーンローンは「GLP ALFALINK相模原3」(相模原市中央区)、「GLP平塚I」(神奈川県平塚市)および「GLP八千代III」(千葉県八千代市)の取得資金に充てた。

日本GLPは今回の資金調達にあたって、JIFのアセットマネージャーとして、サステナビリティに関する明確な目標のもと、サステナビリティファイナンスを調達している点、さらに環境問題や社会問題に取り組むにふさわしい社内体制の構築による、専門的な知見を有する部署が資金使途の対象となるプロジェクトの選定やプロセスにも関与する仕組みが確保されている点などが評価された。

また、サステナビリティに関する取り組みについては外部の専門家の意見も取り入れながら進めていることや、日本GLPがJIFの運営に関して適切な管理・運営体制を有し、高い透明性を持っていることも評価ポイントとなった。日本GLPは今回のフレームワークについて、「グリーン性・ソーシャル性評価(資金使途)」「管理・運営・透明性評価」でともに最上位となり、その結果「JCRサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」で最上位の評価を獲得した。