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物流連、活動計画案で有識者交えたシンポ開催検討

2022年3月18日 (金)

▲委員会の様子(出所:物流連)

環境・CSR日本物流団体連合会(物流連)は17日、今年度2回目の物流環境対策委員会を開催し、環境対策活動のさらなる普及や産学官で連携した情報交換を提起する22年度の活動計画案を承認した。

21年度の活動報告では、22回目となった物流環境大賞、8回目のモーダルシフト優良事業者表彰、20回目を数えるグリーン物流パートナーシップ会議の表彰結果を報告。表彰案件の普及啓発を推進するため、モーダルシフト優良事業者表彰で大賞を受賞した鈴与、鈴与カーゴネット(静岡市清水区)によるオンライン講演会を開催した。鈴与グループの受賞事例と併せ、グループ全体での環境対策や強みとする中継輸送、フェリー輸送の特長、SDGs活動のテーマとする「共生」についての説明があり、参加者から多くの質問が寄せられた。

また、新たな取り組みとして昨年11月に「物流分野における低炭素・脱炭素化推進に向けた情報交換会」を立ち上げたことも報告した。

22年度の活動計画では、各種表彰制度を継続実施して受賞事例の講演会などを通じてさらなる普及・促進に努めることを確認。情報交換会では、引き続き国や有識者らによる講演、参加企業・団体から取り組みに関するプレゼンテーションを行うほか、国や有識者を交えたシンポジウムなどの開催を新たに検討することが提案された。