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海事協会と郵船ロジ、ASEAN・印の物流で協業

2022年3月25日 (金)

(出所:日本海事協会、郵船ロジスティクス)

国際日本海事協会と郵船ロジスティクス(東京都品川区)は25日、ASEANとインド、その周辺国における物流制度やインフラ整備などを目的に、協業に関する覚書を締結したと発表した。対象地域でコールドチェーン物流のサービス開発や品質規格の普及を図る。

具体的には、食品や自動車、医薬品、半導体といったさまざまな産業で、世界的な潮流となっているSDGsの考え方に沿った物流事業のあり方を探る。研究や実証実験も行い、アジア各国の物流課題を浮き彫りにして現地政府や関連機関に対して解決策を提言する。

物流制度・インフラは、ITや規格普及といったソフト面から、施設や車両などのハード面までを含む。同協会はコールドチェーン物流事業者向けの第三者認証、政府機関を対象にした公共政策コンサルティング領域での活動に注力する。郵船ロジスティクスも「サプライチェーン・ロジスティクスサービスの推進を図っていく」としている。