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シッピーノが会社分割、新会社でテープス事業承継

2022年4月4日 (月)

(イメージ)

拠点・施設自動出荷サービス「シッピーノ」を展開するシッピーノ(神奈川県茅ヶ崎市)は4日、会社分割を4月1日付で実施したと発表した。シッピーノを分割会社とし、承継会社としてテープス(神奈川県茅ヶ崎市)を同日付で新設。ノーコードツール「テープス」事業を承継する。

シッピーノは2010年に創業し、15年よりEC事業者に向けた出荷関連の業務を自動化するサービスとしてシッピーノを提供。シッピーノはECの販売チャネルとさまざまな物流サービスとを連携することで、出荷・配送処理で発生する定型業務を自動化するクラウドサービスだ。

2021年3月には、ECに特化したノーコードツールであるテープスの提供を開始。EC店舗を運営する担当者が、日々利用する業務ツールやシステムを自由に接続し、既存のサービスでは解決できない固有の業務を自動化するツールを自身の手でつくれるようにするサービスだ。ソースコードを触らずにプラットフォーム上でシステム開発が可能なノーコードの概念が注目を集めるなかで、シッピーノはEC事業への参入を促すサービスとして注力してきた。

これらのサービスは、EC事業者の生産性向上・業務効率化に資するとともに、ECプラットフォーム「Shopify」(ショッピファイ)を利用したECサイトとの連携も容易にする。

シッピーノは、テープス事業をさらに強化するための基盤構築策として、グループの一員として、サービス名であるテープスを冠した新会社の設立を決定。迅速な意思決定を通じた機動的な事業推進の実現によるビジネス拡大を目指す。