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アズープ、グリーン経営認証取得の支援機能を開発

2022年4月11日 (月)

(イメージ)

サービス・商品運送会社向けの業務支援プラットフォーム「トラッカーズ」を運営するAzoop(アズープ、東京都世田谷区)は11日、運行・整備管理者向けの運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」でグリーン経営認証に資する申請書類の作成補助機能を提供すると発表した。運送会社の燃費向上や交通事故の減少などに寄与し、企業価値を高める経営を推進する。

グリーン経営認証制度は、環境保全に向けた取り組みを行う運輸事業者への認証制度で、企業評価につながる認証制度として注目を集めている。しかし、グリーン経営認証を取得するには、過去のディーゼル車両の点検記録や燃費記録、型式ごとの保有台数などを営業所ごとに作成する必要があり、認証取得時や2年ごとの更新申請時の複雑な作業への対応が課題となっていた。

トラッカーズマネージャーに追加した新機能は、認証取得に必要なエアフィルターの清掃・交換記録や黒煙・エアコン・空気圧の自主点検記録などのデータ、申請書類に合わせた各種情報をボタンひとつで抽出できるのが特徴。データの抽出が簡単なだけでなく、システムへの入力作業も不要だ。

同社は「今後は事業実績報告書作成機能や、働き方改革関連法によってドライバーの労働時間に上限が設定されることで生じる「物流の2024年問題」に対応した改善基準告知アラートなど、随時機能をアップデートしていく」としている。