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軽油価格は153.7円で2週ぶり下落も高値水準続く

2022年4月13日 (水)

(イメージ)

調査・データ資源エネルギー庁が13日発表した石油製品の店頭現金小売価格調査によると、4月11日時点の軽油価格は153.7円で前週から0.1円下落した。2週ぶりの値下がりとなったものの、依然として高止まり状態が続いている。

地域別では24道府県で下落、15都県で上昇した。先週からの変動幅は小さく、宮城県で0.9円下がったのが目立つ程度だ。

ロシアによるウクライナ侵攻は、世界の原油市場を揺さぶり続けている。米ニューヨーク原油市場で世界価格の指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)の原油先物価格はこの1週間、1バレル=100ドル前後で推移した。120円を超えるまで跳ね上がった3月の水準と比べるとやや落ち着いたものの、2014年前半以来の高値水準にあるのは変わらない。

国道沿いなどのガソリンスタンドでは、1リットル=150円台の軽油価格表示を掲げる店舗が既に一般的になっている。140円台を維持する店舗もあれば、160円で販売するケースもあるなど、店舗によって対応は分かれている。ある運送会社は、「1円でも安い店で給油するようドライバーに通知している。少しでも燃油コストを下げたい」と表情を曇らせる。

■都道府県別の軽油価格(単位:円)
地域4月4日4月11日増減
北海道156.4155.8-0.6
青森151.7151.70.0
岩手149.7149.6-0.1
宮城149.3148.4-0.9
秋田152.6152.80.2
山形160.0160.50.5
福島153.1152.7-0.4
茨城150.3150.2-0.1
栃木151.1150.8-0.3
群馬154.7154.70.0
埼玉148.6148.2-0.4
千葉151.0150.7-0.3
東京154.0154.30.3
神奈川148.2148.60.4
新潟155.9156.00.1
長野162.0162.30.3
山梨153.6153.60.0
静岡152.6152.2-0.4
愛知151.2150.7-0.5
岐阜154.1153.8-0.3
三重153.8153.2-0.6
富山156.3156.30.0
石川151.1150.3-0.8
福井152.7152.4-0.3
滋賀154.6154.70.1
京都155.0154.6-0.4
奈良150.6150.70.1
大阪153.1152.7-0.4
兵庫150.0149.9-0.1
和歌山151.8151.7-0.1
鳥取160.6160.90.3
島根156.2156.40.2
岡山150.3150.1-0.2
広島155.2155.30.1
山口151.7151.70.0
徳島147.9147.90.0
香川152.4151.7-0.7
愛媛154.6155.20.6
高知155.5155.4-0.1
福岡151.7151.80.1
佐賀157.4157.3-0.1
長崎163.6163.80.2
熊本150.3150.1-0.2
大分158.6158.5-0.1
宮崎155.6155.60.0
鹿児島164.0164.60.6
沖縄158.3158.30.0
全国153.8153.7-0.1