EC中国越境EC(電子商取引)のオーエス(東京都豊島区)は15日、アリババグループが運営する中国越境EC売上シェア1位の「天猫国際」(Tモールグローバル)に、美容関連に特化した中国向けインバウンド事業「Beauty Park玩美花※」(がんびかえん)の旗艦店を開設したと発表した。
Beauty Park玩美花えんの越境EC店舗は「WeChatミニプログラム」、「小紅書」(レッド)、「淘宝網」(タオバオ)と合わせて4店舗目。日本のEC事業者は従来のSNS型やCtoC型に加え、今回のモール型の出店によりさまざま角度から中国市場へのアプローチが可能となる。
これまで個人の美容サロンや中小企業にとって、天猫国際での商品販売には厳格な審査基準や煩雑な店舗開設手続き、中国語のみの管理画面などの問題がつきまとい、高いハードルがあった。旗艦店を開設したことで、出品者は商品を国内の倉庫に預託在庫として預けるだけで、天猫国際で販売できるようになる。
※は「『くにがまえ』の中に『元』」です。