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商船三井、カタール企業とLNG船4隻の貸船契約

2022年4月15日 (金)

(イメージ)

環境・CSR商船三井は14日、カタールの国営エネルギー会社「カタールエナジー」と、新造LNG(液化天然ガス)船4隻の長期定期貸船契約を10日に結んだと発表した。中国で建造し、2024年から25年にかけて順次完成させる予定だ。

同社によると、4隻は中国の滬東中華造船集団(フードン社グループ)が建造、全世界の航路で運航される。

商船三井グループは1990年代以降、カタールエナジーとの間で、カタールガスIプロジェクトを始め、LNG船を含む複数の長期定期貸船契約を結んできた。また、中国の造船業界にも技術面で支援を行ってきた。今回の契約に際し、そうした実績が評価されたという。

天然ガスは燃焼時の二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)の排出量が少ないクリーンエネルギーの一つとされている。商船三井はLNG船事業をグループの地球環境対策の一環に位置付けている。