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丸和運輸機関、AI需要予測開発でマクニカと協働

2022年4月22日 (金)

(イメージ)

国内丸和運輸機関は、電子部品関連の専門商社であるマクニカ(横浜市港北区)と共同で、マクニカが提供するAI(人工知能)によるビジネス課題解決プラットフォーム「CrowdANALYTIX」(クラウドアナリティクス)を用いた店舗発注量の需要予測AIの研究開発を開始した。

まず得意先の店舗ごとの出荷実績データや店舗イベント情報、来客数データ、天候情報などを基に、店舗ごとに最適化された複数の需要予測AIモデルを抽出。それに基づき、店舗規模や配送シフト、商品特性などを考慮したうえで、翌週の店舗ごとの発注物量予測結果を算出する。

需要予測AIモデルの研究開発段階では、特定店舗を対象とした発注量予測AIの精度検証を行う。適用段階において、物流センターでのトラック配車業務の最適化、倉庫人員の最適化、配送計画改善の検討を実施する。

丸和運輸機関はサプライチェーンの全体最適化を図るうえで、調達から販売まで一元化された情報の共有・連携が必要であるとの認識から、今回の研究開発に着手することとした。「今回のプロジェクトを皮切りに、得意先への新たな価値創造やサプラチェーンマネジメント全体の最適化を推進していく」と意気込む。