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HIKVISION、車番認証で施設入退場管理を無人化

2022年4月28日 (木)

サービス・商品中国の防犯カメラ大手HIKVISION(ハイクビジョン)の日本法人HIKVISION JAPAN(ハイクビジョンジャパン、東京都港区)は4月27日、物流施設や工場などを対象とした車両入退場管理ソリューションの提供を開始すると発表した。

(クリックで拡大、出所:HIKVISION JAPAN)

車番認証アルゴリズムを搭載したAI(人工知能)カメラをゲートに設置し、通過する車両のナンバープレートを認証する。社員の自家用車や定期的に集配に訪れる運送業者の車両など、頻繁に入退場する車両のナンバープレートを事前に登録することにより、入退場を円滑化してゲート付近の渋滞緩和につなげる。未登録車両の来場時は自動でゲートを開けず、管理者に来場を知らせることで迅速な対応を促す。

毎日多くの車両が通行する物流施設や工場における車両入退場管理については、ゲートの管理者が紙に記録するなどの方法が主流だったが、効率性や正確性の観点から業務の最適化・効率化が課題になっていた。こうした記録作業がスムーズに進まないことで、ゲート付近での渋滞を引き起こす要因にもなっていた。

車両入退場管理ソリューションを活用することにより、ゲート入退場の記録・管理作業を無人化できる。管理者にかかる人件費を削減するだけでなく、入退場の正確な記録、渋滞の解消に寄与する。