
▲キッコーマン食品工場(出所:古野電気)
調査・データ古野電気(兵庫県西宮市)はこのほど、同社が提供する車両入退管理サービス「FLOWVIS(フロービス)」の、埼玉キッコーマン(埼玉県久喜市)への導入事例を公開した。
埼玉キッコーマンの工場の入退管理は守衛を置かず、ゲートで運用を行っていた。フローとして社外の来場車両は、到着するとゲート前のインターフォンで総務部門に連絡、総務担当者が社名などを確認してからゲートを開けるという運用。ドライバーの音声が聞き取りにくかったり、都度確認が必要など総務担当者の負担も大きいことが課題となっていたという。加えて荷主として来場車両の車両滞在時刻などを適切に把握・見える化して問題がないことを確認したい、またそれをエビデンスとして記録したいといった改善要望もあった。
「FLOWVIS」によるETC認証と車番認証により車両を確実に検知識別し、登録車両であれば自動でバーゲートを開放することで効率的な運用が可能に。既設のバーゲートをそのまま活用することで、コストを抑えるとともに迅速な運用立ち上げを行った。インターフォンによる呼び出しなども減り、業務効率化にも繋がった。また、確実な車両検知・識別により全車両の入退場時刻・滞在時刻を自動記録し、随時、構内滞在時間に問題がないことを確認。適切な工場運用が出来ているかなど分析が可能となるとともに、エビデンスを確保することができたという。
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