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フェデックス、埼玉の3市で輸出時の輸送時間短縮

2022年5月12日 (木)

(イメージ)

国内米フェデックスコーポレーショングループのフェデックスエクスプレス(東京都江東区)は12日、埼玉県北東部の加須市と羽生市の全地域と久喜市の一部地域における輸送サービスを強化すると発表した。5月30日から、貨物を輸出する際の輸送所要時間を1日短縮する。

サービス強化の対象は、インターナショナル・プライオリティ(IP)▽フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・フレイト(IPF)▽フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)▽フェデックス・インターナショナル・エコノミー・フレイト(IEF)。

製造業が盛んな埼玉県には海外進出を見据えた企業が多く、越境EC(電子商取引)を利用していない企業の4割超が、その活用を検討している。海外への商品輸送ビジネスを考えるうえで、企業の顧客ニーズに応える要素として不可欠なのが、信頼性と品質だ。

フェデックスエクスプレスは、国内企業の間で、より効果的な方法で世界の顧客とのつながりを強化することで、世界に向けて拡大しようとする動きが広がっていると指摘。「地域産業の成長に価値をもたらす輸送サービスを提供する取り組みの一環だ」としている。

フェデックスはことし1月、神奈川県藤沢市に到着する貨物の輸送時間の短縮を実現。今後も、顧客の輸送ニーズに応える取り組みを推進していく。