ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

福通と小丸交通財団、リトアニアの大学に書籍寄贈

2022年5月17日 (火)

環境・CSR福山通運と小丸交通財団は16日、リトアニアのヴィータウタス・マグヌス大学の「小丸文庫」へ日本語の書籍を寄贈したと発表した。

ことしは、日本とリトアニアの友好100周年にあたる。福山通運と小丸交通財団は、在リトアニア日本国大使館特命全権大使の尾崎哲氏と、元在リトアニア日本国大使館特命全権大使の重枝豊英氏を招き、日本語書籍の寄贈式を4月30日に行った。

▲ヴィータウタス・マグヌス大学小丸文庫書籍寄贈式の様子(出所:福山通運)

福山通運と小丸交通財団は2019年の小丸文庫の開設以降、日本語教育に役立ててもらうため計500冊の日本語の書籍を寄贈。小丸文庫を通して、日本語を学習する学生の相互交流を促すとともに、両国間の理解をさらに深めて友好関係の強化につなげている。

小丸交通財団の小丸成洋理事長は、17年1月から在福山リトアニア共和国名誉領事を務め、21年2月には名誉総領事に就任。チャーター機による日本初となる直行便でのリトアニアへの親善訪問など、両国との経済・文化・教育などを通じて友好親善に努めている。

福山通運は18年8月にリトアニアのUAB HOPTRANS LOGISTICS(UABホップトランス・ロジスティクス)と業務提携を締結。経済分野に加えて、文化面や学術面での交流も推進している。

小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として13年9月に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行うほか、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供。交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、SDGsを意識した活動を支援している。