行政・団体CBcloud(CBクラウド、東京都千代田区)は17日、自社の運送会社向け業務効率化推進システム「SmaRyu Truck」(スマリュー・トラック)について、国のIT導入補助金が適用されることになったと発表した。補助金支給の要件であるIT支援事業者に同社が認定されたためで、今後の導入者には利用料金の最大50%が補助される。
現在、運送事業支援のITサービスは様々な種類が開発され、多くの事業者が参入しており、このように補助金適用への事業者の取り組みが進めば、一層の普及が期待される。
同社の発表によると、同社はこのほど、2022年度のIT支援事業者に認定された。スマリュー・トラックの導入で利用料が最大50%補助される。また、運送会社が行う補助金の申請手続きも同社がサポートする。
スマリュー・トラックは、配車管理、運行管理、請求業務などを一気通貫で簡単に管理できる運送会社向け業務システムのこと。一般貨物自動車運送や利用運送など運送に関わる事業者を対象としている。
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者を対象に、業務効率化・売上アップなどの労働生産性向上を目的として、自社の課題やニーズに合ったITツール導入を支援する補助金だ。労働生産性の向上に資するITツールや受発注ソフト・会計ソフト・決済ソフト・ECソフトが対象となっており、運送事業の効率化推進システムも対象となった。