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ディールエージェント、不動産市場情報を迅速提供

2022年5月24日 (火)

サービス・商品物流不動産専門の仲介会社ディールエージェント(東京都千代田区)は、物件情報提供サービスの販売先を拡大した。これまでマーケットレポートなど2種類の情報商品を、主に物流不動産デベロッパー向けに提供してきたが、物流不動産市場への相次ぐ新規参入の動きを踏まえて、ファンドやリート、アセットマネジメント会社などにも活用を呼びかける。内容だけでなく、受注から短期間で納品するサービスも好評だという。

(イメージ)

同社によると、提供しているのは、個別物件ごとのマーケットレポートとDMR(ディールエージェント・マーケット・リサーチ)。いずれもことし3月に始めたもので、顧客企業から個別に注文をうけ、PDF形式で納品している。

マーケットレポートは調査地点・エリアの地域特性や立地特性、周辺人口、地盤、ハザードマップなどを紹介したうえで、物流不動産の賃料相場や直近の募集状況、テナントニーズなどを記事でまとめている。20から25ページまでの分量で、受注から4日後に納品する。同種のレポート類には、納期が数週間から1か月かかるケースが多いなかで、圧倒的なスピードで顧客ニーズに応える。

もう一つのDMRは、調査地点・エリアでの倉庫賃料の坪単価のリストだ。注文の翌日納品している。テナント募集中の倉庫と、過去に募集していた倉庫の坪単価を掲載している。現在の開発物件や取得予定物件の賃料を設定したり、投資シミュレーションをしたりする際の参考情報となる。

物流不動産の仲介を手がけて13年に培った経験とノウハウが、高品質で迅速な情報提供を支えている。提供価格も同種のサービスに比べて格安という。