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ディールエージェント、会員制物流施設検索サービス開発

2012年6月18日 (月)
DMSの画面イメージ

DMSの画面イメージ

話題物流施設に特化した不動産仲介事業を展開するディールエージェント(東京都中央区)は18日、インターネットを活用した完全会員制の物流不動産検索サービス「ディールエージェント・マップシステム」(DMS)を開発、提供を開始したと発表した。

 

DMSは、完全会員制の物流不動産情報検索サービスで、全国200坪以上の物流施設情報を地図上でプロット表示し、直観的な情報の収集・把握を支援するもの。シンプルなインターフェースを採用し、物流不動産の特徴に着目したエリア別、面積別、仕様別などの検索キーを設置。所定のインターネット環境があれば面倒なインストールが不要で、契約後すぐに利用開始できる設計となっている。

 

同社はDMSを開発した背景として、物流不動産市場における非公開情報の多さや、物件情報の量や質、情報の鮮度といった面で課題があることから、「物流不動産市場での物件情報の円滑な流通によって、荷主・物流企業の物流拠点最適配置に寄与するという観点から、新たな物流不動産検索情報サービスについて研究を重ねてきた」と説明。

 

検討の結果、完全会員制を採用することで倉庫オーナー、サブリース事業者からの物流不動産の情報提供に関する不安を払しょくし、情報の量を確保するとともに、物件情報のメンテナンスによる情報の質を担保。荷主・物流企業のニーズにあった物件情報を提供することができると判断し、完全会員制によるクローズド型の検索サービスDMSを開発し、提供を開始したという。