DoorDashがWolt買収、日本事業は｢Wolt｣で継続へ

（出所：Wolt Japan）

フードフードデリバリー米最大手のDoorDash（ドアダッシュ）は1日、同業のWolt（ウォルト、フィンランド）の全株を取得し、買収を完了したと発表した。2021年に買収計画を公表していた。日本ではWoltブランドでサービスを継続する。

両社の発表によると、DoorDashは、Woltの買収で両社の事業を統合し、世界27か国に事業を広げることになる。WoltはDoorDashの傘下で、現在事業を展開している23か国でWoltブランドでの事業を維持する。DoorDashが営業する米国を除く市場は、Woltのミキ・クーシCEO（最高経営責任者）が事業を監督する。

日本は23か国の一つとして、Woltブランドのままサービスを継続、拡大する。Wolt Japan（ウォルト・ジャパン、東京都渋谷区）の野地春菜代表は、「DoorDashと協力関係を構築することで、Woltはビジネスをさらに進化させ、より多くのユーザーとパートナーの皆様に満足いただけるよう企業努力を続ける」とコメントしている。