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仙台塩釜港のカーボンニュートラル化へ産官学協議会

2022年6月6日 (月)

(イメージ)

国内宮城県は8日、仙台塩釜港にカーボンニュートラルポート(CNP)を形成するための具体的な検討を行う産官学の枠組みとして仙台塩釜港カーボンニュートラルポート協議会を立ち上げ、初会合を開く。

CNPは輸出入貨物の99.6%を扱い、CO2排出量の6割を占める産業が立地する港湾で「脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化」などを通じて日本全体の脱炭素社会をめざす取り組みの一環に位置づけられるもので、宮城県でも「25年二酸化炭素排出実質ゼロ」の実現に向け、再生可能エネルギーの導入促進などに取り組んでいる。

仙台塩釜港CNP協議会は、これらの経緯を踏まえて仙台塩釜港でCNP形成に向けた具体的な検討を進めるためには、学識経験者、港湾立地企業、国、市町などの見識、取り組みの把握が重要だとして設立される。

初会合の後も、23年度中の計画策定に向けて協議会を5回程度開催することになっている。また、策定された仙台塩釜港CNP形成計画は、必要に応じて今後の港湾計画に反映される。