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5月の中古トラック登録は6か月連続減少、自販連

2022年6月10日 (金)

(イメージ)

調査・データ日本自動車販売協会連合会(自販連)がまとめた5月の中古貨物車の登録台数は、2万8728台で前年同月比で9.9%減少した。減少は6か月連続だ。

内訳は、普通貨物車が1万2860台の10.8%減、小型貨物車が1万5868台の9.1%減。前年同月比の減少は普通貨物車は4か月連続、小型貨物車は11か月連続となった。

乗用車やバスなどを含む中古車全体では27万5095台で、2.2%減だった。

自販連によると、減少の原因は世界的な半導体不足を背景とする自動車市場の供給低下にある。半導体不足で新車製造が遅れ、新車の買い替えが進まないことから下取りの中古車も市場に出ない状況が続いている。自販連は「今のところ販売が上向く気配は見えない」としている。