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日本通運、環境配慮型の温度管理輸送サービス拡充

2022年6月16日 (木)

▲環境配慮型温度管理容器(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

サービス・商品NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は16日、グループの日本通運(東京都千代田区)が日系物流企業として初めて、ワクチン輸送で実績のある仏アンバリゾと連携し、環境配慮型の温度管理容器を利用した国際航空輸送用の新たなサービスを提供すると発表した。

医療・医薬品産業分野を中心に輸送プロセスでの厳格な温度管理が求められるなど、各産業において環境に配慮した物流サービスへの関心が高まっている。NXグループは「NXグループ経営計画2023~非連続な成長”Dynamic Growth(ダイナミック・グロース)”~」で医薬品産業を重点産業と位置付けて、従来より温度管理輸送サービスを展開してきた。

日本通運はこのたび、アンバリゾの高い温度管理性能を持つ再利用可能な非電源型の温度管理容器と、国際航空輸送を組み合わせた新たなサービスを開発。温度管理輸送サービスを拡充した。輸送中の温度を厳格に維持しながら、二酸化炭素の排出量削減に貢献する環境配慮型サービスを提供する。