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日本通運、大塚製薬に環境配慮容器で国際空輸提供

2024年12月5日 (木)

メディカルNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)のグループ会社、日本通運(東京都千代田区)は5日、大塚製薬(東京都港区)と連携し、環境配慮型温度管理容器を利用した国際航空輸送サービスを通じて、CO2排出量削減と廃棄物削減に取り組むと発表した。

▲環境配慮型温度管理容器(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

医薬品の輸送には品質保持の観点から適切な温度管理が求められるため、温度管理可能な容器を用いて、各製品に適した温度条件下での輸送が必要となる。大塚製薬は従来、国際航空輸送において、使用後に廃棄する使い捨てワンウェイタイプのパッシブ(非電源)型温度管理輸送容器を使用していたが、サステナビリティの観点から日本通運とアンバリゾ(フランス)が共同で提供する、再利用可能な「NX-SOLUTION温度管理輸送サービス 環境配慮型温度管理容器」を採用。2月から大塚製薬の日本発米州向け、11月より欧州向けの一部医薬品の輸出出荷で導入し、既にCO2排出量削減と廃棄物削減を実現しているという。

同サービスは、ISTA7D条件(包装貨物の評価試験規格)に対応した高い温度管理性能を有し、容器は再利用可能で世界80か国・地域での回収に対応。厳格な温度管理が求められる医薬品輸送において、国際基準レベルで対応しつつ、資源循環型の物流サービスを提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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