ロジスティクス日本通運は21日、温度管理輸送容器「定温マルチBOX2」の販売を開始する。
治験薬や特殊薬品・検体などを輸送する顧客が増えていることから、厳格な温度管理を長時間維持できる温度管理輸送体制へのニーズに対応するもの。
定温マルチBOX2は、容器内を零下30-零下20度、2-8度、15-25度の3温度帯に保つことが可能で、サイズもS・M・Lの3サイズを用意。内容量が多く、厳格な温度管理が必要な貨物にも対応できる。
また、オプションとして温度管理トレーサーを利用することもでき、輸送中の温度経過を記録することで容器内温度の可視化を実現する。
同社は2010年1月に温度管理輸送機器「定温マルチBOX」の販売を開始、全国翌日配達のネットワークを活用した輸送サービスを提供してきた。