環境・CSR首都高速道路(東京都千代田区)と東日本電信電話(NTT東日本)は16日、災害発生時に相互に支援・協力を行い迅速な復旧活動を展開することを目的とした「災害発生時の連携に関する協定」を締結したと発表した。
今後、両社は協定に基づき、災害対策基本法第2条第1号に規定する災害の発生時に円滑で確実な支援・協力を行うことで、迅速な緊急交通路確保や通信サービスの早期復旧を目指す。
平時には、災害発生時の対応に備えて定期的な情報交換や相互連携を推進。窓口の確認やリスク情報の共有、訓練への相互参画などに取り組む。災害発生時には首都高速道路がNTT東日本に対して、通行止め区間や被害・復旧状況を共有するほか、広域支援部隊の首都圏進出に伴う緊急通行車両の通行にかかる協力を求める。
NTT東日本は、通信施設の被災・復旧状況や作業車両などが発見した道路の被害状況を首都高速道路に共有するほか、復旧活動に要する通信手段確保を支援する。