拠点・施設霞ヶ関キャピタルは13日、アセットマネジメント業務を受託している「LOGI FLAG Fresh京都Ⅰ」(ロジフラッグフレッシュ京都I、京都市伏見区)の建築工事に着手したと発表した。2023年7月の完成を予定する。
環境に配慮した自然冷媒による冷蔵設備を貸主側で設置した賃貸型冷蔵倉庫として整備。消費スタイルの多様化で食品宅配ビジネスが加速するなかで、大都市に近く荷主企業の需要も高い冷蔵設備を整えた倉庫として注目を集めそうだ。
京都市中心部から6キロ圏内に位置し、最寄りの名神高速道路「京都南インターチェンジ(IC)」を経由して関西圏各地をはじめ広域アクセスにも適した好立地だ。近隣には住宅地が広がり鉄道駅も活用できることから、従業員確保の観点からも優位性が高い。
建物階層を2層とすることで、倉庫内オペレーションの効率化を推進。京都市内や近隣他府県の消費地に向けての配送拠点としての活用に適した仕様とする。建物の一部を冷凍倉庫として運用できるように防熱処理も施しているため、温度帯を問わずテナントニーズに幅広く応えられるのも強みだ。
■LOGI FLAG Fresh京都Ⅰの概要
所在地:京都市伏見区久我御旅町9-8ほか
敷地面積:1万873平方メートル
延床面積:1万2688平方メートル
構造:鉄骨造、地上2階建て(倉庫部分2層)
交通:名神高速道路「京都南IC」3.5キロ