拠点・施設大和物流は18日、京都市南区の平屋建て倉庫「京都物流センター」を4層構造とするための建て替え工事に21日から着手する、と発表した。解体工事は9月に完了しており、20年7月末の竣工を目指す。
同倉庫は、名神高速道路「京都南インターチェンジ」から1.4キロに位置し、京都府内と関西圏広域への配送に優れているだけでなく、近畿日本鉄道京都線「上鳥羽口駅」から0.4キロと、職住近接の就労環境も整っている。設備は、10メートルの庇を活用した広い荷捌きスペースに荷重2.8トンの天井クレーンを設置、倉庫4層に荷物用エレベーターと垂直搬送機を各2基配備するほか、全館LED照明を採用し、環境にも配慮する。
開発は土地の所有者である阪急電鉄が行い、大和物流が一括借上げした上で同社の事業所として運営を行う。
所在地:京都府京都市南区上鳥羽藁田9他
敷地面積:6994.8平方メートル(2115.93坪)
延床面積:1万4482.73平方メートル(4381.03坪、庇下面積含む)
規模・構造:鉄骨造5階建(倉庫4層)
アクセス:名神高速道路「京都南IC」から1.4キロ
最寄り駅:近畿日本鉄道京都線「上鳥羽口駅」から0.4キロ
着工日:2019年10月21日
竣工:2020年7月末
稼働:2020年8月
施主:阪急電鉄
設計・施工:大和ハウス工業
運営:大和物流