産業・一般イオンリート投資法人とイオン・リートマネジメント(東京都千代田区)は7月29日、イオンフードサプライ(千葉県船橋市)との間で「パイプラインサポート契約」「物流施設マネジメント契約」をことし8月4日に締結すると発表した。
イオンリート投資法人は、イオングループ各社が運営する物件の取得を外部成長戦略の柱と位置付けており、イオングループ各社からの物件情報の提供やイオングループ運営の商業施設にかかる優先交渉権の取得などにより資産規模を拡大させる取り組みを進めている。
イオンフードサプライはイオングループのプロセスセンターとして、水産・畜産・農産の生鮮3品と生鮮デリカの製造・加工を担い、イオングループ各店に商品を供給している。今回のイオンフードサプライとのサポート契約締結は、イオングループの総合力を活用してイオンリート投資法人の外部成長を強固なものとするため、サポートを提供する会社を拡大していくものだ。
パイプラインサポート契約は、保有物件の情報提供▽パイプラインサポート会社運営の物流施設などにかかる優先交渉権の付与、第三者保有物件の売却情報の提供、本投資法人の保有資産におけるテナント出店などの検討、ウェアハウジング機能の提供、パイプラインサポート会社による投資戦略・物件取得に関するアドバイザリー、イオンリート投資法人との物件共有または準共有、人材の確保に関する協力――の8項目。
物流施設マネジメント契約は、個別の不動産などにかかるリサーチ関連業務、個別の不動産などの運用にかかる助言・マネジメントなど補助業務、その他個別の不動産の中長期における活性化・再開発検討業務――の3項目。