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米マウザーが物流センター拡張、14万平米に

2022年8月19日 (金)

国際米マウザー・エレクトロニクス(テキサス州マンスフィールド)は18日、本社・物流センターの拡張のため、ダラス・フォートワースの南方で運営している物流センターを増設すると発表した。

新たに78エーカー(31万5655平方メートル)の敷地に1200超のメーカー、100万種類以上のSKU数による膨大な在庫が収納できる150万平方フィート(14万平方メートル)の巨大物流センターを建設。建物には3つの中2階フロアを設け、高度なオートメーションで制御。既存の物流センターとスカイブリッジで接続する。

(出所:マウザー・エレクトロニクス)

同社は今春、部品保管の棚と巨大な縦型ファイリングキャビネットを備え、自動エレベーターで従業員のいる作業場に部品を簡単に届けることができる垂直リフトモジュール(VLM)120台を導入。作業効率と床面積のスペース効率を高め、従業員の移動時間を45%以上短縮できる仕組みを整えた。1分間に最大14件の注文を処理できる出荷品のシーリング、ラベリングのための高度な自動化システムなども採用している。

同社のピート・ショップ氏(ビジネスオペレーション担当シニアバイスプレジデント)は「マウザーは、広大な倉庫スペースと自動化、専門スタッフへの継続的な投資を行い、現在最高レベルの顧客サービスを実現しながら、未来に向けた準備を進めている」と今回の投資について説明している。