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成田空港、旅客需要高まり臨時貨物便減少

2022年8月25日 (木)

調査・データ成田空港の7月の国際線貨物便発着回数は、過去最高だった昨年7月に次いで多い3728便(前年同月比5%減)となった。旅行需要が回復しつつあることで、臨時貨物便として運航されていた旅客機が旅客便に使用されるようになり、前年より減少した。2019年7月と比べると、77%多かった。

貨物量は、ロックダウンが解除されたものの、中国での内需の回復が遅れていることによる生産活動の鈍化や臨時貨物便減少による貨物スペース供給減で9%減。

輸出は世界的な半導体不足により、半導体等製造装置の荷動きが好調だった一方、プラスチック、銅、自動車の部分品などの荷動きは低調だった。輸入では、航空貨物運賃高騰の影響から嗜好(しこう)性の高い果実、野菜などの荷動きが低調となった一方、季節的要因からウナギが活発に輸入された。