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東急不動産、16万平米の「LOGI’Q南茨木」を着工

2022年8月31日 (水)

▲LOGI’Q南茨木の完成イメージ(出所:東急不動産)

拠点・施設東急不動産は8月31日、物流施設「LOGI’Q(ロジック)南茨木」(大阪府茨木市)の建設を6月1日に開始したと発表した。

同施設は同社の物流施設ブランド最大の延床面積16万1538平方メートルを誇り、地上4階建て、ダブルランプウェイ型のマルチテナント型物流施設だ。1階から4階まで小割区画を設定し、最小1240平方メートルから最適な面積でのリースが可能。建物外部に歩行者通路を設け、他のテナントの区画や中央車路を通らずに共用部から各小割区画への移動ができるようにした。1階部分には冷凍冷蔵将来対応区画と低床倉庫区画を設置し、2階の全区画には少量危険物庫将来対応区画を用意することで、多様な物流ニーズに応える。


▲(左から)LOGI’Q南茨木の倉庫内部イメージ、建物外部の歩行者通路

名神高速道路吹田インターチェンジ(IC)から2.0キロ、近畿自動車道摂津北ICから3.0キロと主要幹線道路に近く、関西全域への即日配送に適している。JR京都線千里丘駅からも徒歩9分と近く、人材確保の面でも優位に立つ。

同社はロジックの新ブランドコンセプトも発表。ホールディングスの長期ビジョンスローガン「WE ARE GREEN」を踏襲し「NEXT GREEN LOGISTICS」とした。ブランド発足から節目となる5年が経過し、「不確実で先が読みにくい時代の中でサステナブルな成長を実現していくためには、提供する施設自体も変化し、進化し続けなければならない」との思いを込め、環境負荷が低く従業員の労働環境にも配慮した物流施設モデルを追及するとしている。

▲広域地図(クリックで拡大)

■LOGI’Q南茨木の概要
所在地:大阪府茨木市蔵垣内1-53
構造:鉄骨造4階建て
用途:工業地域
敷地面積:6万4510平方メートル
延床面積:16万1539平方メートル
着工:2022年6月1日
完成:2024年1月予定
設計施工:西松建設
設備:トラックバース336台、駐車場(普通自動車255台、トラック待機場21台)、バイク置き場42台、駐輪場156台