阪急阪神不･三菱地所が茨木市でマルチ型2棟着工

拠点・施設阪急阪神不動産と三菱地所は9日、両社が大阪府茨木市彩都もえぎで共同開発するマルチテナント型物流施設「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都」のA棟とB棟が着工し、竣工後、A棟を三井倉庫ロジスティクスに、B棟をロンコ・ジャパン（大阪市東成区）に一棟賃貸することが内定した、と発表した。

両施設の建設地は、名神高速道路「茨木インターチェンジ」（IC）から2.5キロ、新名神高速道路「茨木千提寺IC」から6.5キロ、名神・中国・近畿道の結節点である「吹田ジャンクション」から5.2キロに位置し、主要幹線道路の国道171号線にも近いことから、京阪神エリアだけでなく西日本を幅広くカバー
できる立地。

A棟は、延床面積11.6平方メートルの地上5階建てで、21年5月末に竣工予定。4階まで直接乗り入れ可能なダブルランプウェイと40台分のトラックバースで効率的な入出庫を実現するほか、全館にLED照明を採用することで、環境にも配慮する。

B棟は、延床面積3.1万平方メートルの地上4階建てで、21年4月末に竣工予定。1階に両面バースを採用し、全館にLED照明を採用した。

■ロジスタ・ロジクロス茨木彩都（A棟）の概要
所在地：大阪府茨木市彩都もえぎ1丁目
敷地面積：5万1030.3平方メートル（1万5436坪）
延床面積：11万6000平方メートル（3万5090坪）
構造：柱RC造（5階S造）・梁S造、地上5階、免震構造
設計監理監修：フクダ・アンド・パートナーズ
設計施工：大林組
用途：マルチテナント型物流施設
着工：2020年2月1日
竣工：2021年5月末日

■ロジスタ・ロジクロス茨木彩都（B棟）の概要
所在地：大阪府茨木市彩都もえぎ1丁目
敷地面積：1万5892.28平方メートル（4807坪）
延床面積：3万1000平方メートル（9377坪）
構造：柱RC造・梁S造、地上4階
設計監理監修：フクダ・アンド・パートナーズ
設計施工：大林組
用途：マルチテナント型物流施設
着工：2020年5月25日
竣工：2021年4月末日