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狭い場所に対応、リコーエレメックスが新型AGV

2022年9月5日 (月)

▲RICOH AGV 3000(出所:リコー)

サービス・商品リコーグループの産業機器メーカーであるリコーエレメックス(愛知県岡崎市)は5日、AGV(無人搬送車)の新製品「RICOH AGV 3000」を、10月20日に発売すると発表した。物流や生産の現場で、狭いスペースや多様なレイアウト、さまざまな形状の荷物に対応して物品の搬送ができるという。

発表によると、新製品は搬送ルートの認識手法として光学式を採用し、一般的な黒色ビニールテープで搬送ルートのコースを安価に作成できる。前モデルより小型化し、通路幅が限られる場所でも周囲の設備を動かさずに小回りを利かせて走行できるという。

▲黒いビニールテープで搬送ルートを作成できる

走行性能や搬送性能を強化し、既存設備に応じたカスタマイズがしやすいため、大幅な設備の変更が不要。オペレーションコストを抑えながら、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)化ができる。

9月13日から16日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる「国際物流総合展2022」で、新製品を展示する。産業用機器の製造販売会社TANAX(タナックス、京都市下京区)のブース内で披露する予定という。