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ヤマト、宅配業務に即したユニバーサルマナー検定

2022年9月9日 (金)

▲ヤマト独自のユニバーサルマナー検定ロゴマーク(出所:ヤマト運輸)

環境・CSRヤマト運輸は8日、社員のユニバーサルマナーの向上を図るため、ミライロ(大阪市淀川区)と共同で独自の「ユニバーサルマナー検定」を開発したと発表した。社員を対象に段階的に受講を開始する。

両社が開発したユニバーサルマナー検定は、障害者への適切なサポート、必要な配慮などをeラーニング学習できるツールで、ミライロが展開する通常の検定内容だけでなく、視覚・聴覚障害者が自宅やヤマト運輸営業所で荷物の受け取り・発送をする場面などを想定した「日々の業務に即した内容」とした。動画視聴後に試験を受け、合格者には認定証とヤマトグループ独自のユニバーサルマナー検定ロゴマークが入ったステッカーを配布する。

ミライロは、障害者の視点を生かしてユニバーサルデザインに関するリサーチ・コンサルティングやデジタル障害者手帳「ミライロID」の開発・運営、ユニバーサルマナーに関する教育研修の企画・開催・運営などを手掛けており、2019年にヤマトとユニバーサルマナー検定を実施。22年2月にはヤマトの営業所施設に関する障害者や高齢者への配慮事項をまとめたガイドラインを策定した。