西新宿で5Gロボ自動配送を検証、6社共同提案で

▲自動配送サービス実証の様子（出所：川崎重工業）

調査・データ川崎重工業、ティアフォー、KDDI、損害保険ジャパン、menu、武田薬品工業の6社は13日、東京都に共同提案した自動配送サービス案が採択されたと発表した。

西新宿エリアの住民や勤務者に一定期間、配送ロボットによる食事や医薬品などの自動配送サービスを利用してもらい、事業面・運用面・技術面の課題を抽出する。その後は西新宿エリアで継続的にサービスを提供していくとともに、都内他エリアへのサービス拡大を目指す。

都は西新宿エリアで5Gと先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装に向けた取り組みを推進しており、2021年度に6社が配送ロボットを指定ルートで走行させたサービス・技術の検証成果をもとに、ロボットによる配送サービスの都市実装に向けた検証を行う。

実施期間は22年冬ごろから1か月間で、5Gを活用した配送ロボットによるフードデリバリー、医療関係物資の配送・回収などの自動配送サービスを提供する。

▲実証に使用する自動配送ロボット