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沼尻産業、「匠」が問題を解決します/国際物流展

2022年9月15日 (木)

▲ブースにあしらわれた「匠」のメッセージ

話題出展ブースの壁に描かれた9人の男。「2024年問題は、私たちが解決します。」のフレーズとともに見据える鋭い眼光の先にあるものは――。「国際物流総合展2022」でこんなユニークなブースを展開して来場者の注目を集めたのは、茨城県を地盤に総合物流事業を展開する沼尻産業(つくば市)だ。

沼尻産業は、運送や倉庫、3PL、食品物流といった各事業領域の専門家である「匠」(たくみ)を選定。働き方改革関連法の施行に伴い物流業界で生じる「物流の2024年問題」の解決策を提案する取り組みを訴求している。

ブースは、こうした匠が2024年問題への対応策として「コネクションポイントの設置」を提案する設定。具体的には「中継拠点の新設」「門前倉庫の新設」「新たな輸送ネットワーク構築」の3つの事例に基づいて、ドライバーの拘束時間の短縮や体力的負担の軽減、実車率の向上などを促す取り組みを紹介している。

▲沼尻産業の「国際物流総合展」ブース

沼尻産業は、物流にかかる無料相談に応じる「匠による物流診断」(https://www.numajiri.co.jp/takumi/)を開設。2024年問題への対応をはじめ、倉庫拠点の見直しや運賃高騰対策、輸送方法や配送ルートの再検討などの悩みに対して、匠が中心となって解決策を導くというものだ。

国際物流展2022特集、現地取材記事を随時公開