ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トラック運転手の求人検索、コロナ禍を境に増加

2022年9月29日 (木)

(イメージ)

調査・データインターネットの求人検索サイトで、トラックドライバーの仕事の検索数が、新型コロナウイルス禍の前後で最大5割増加したことが、サイト運営会社Indeed Japan(インディード・ジャパン、東京都港区)の調査でわかった。

同社は2017年8月から22年8月までの5年間の検索ワード動向を調べ、28日に結果を発表した。それによると、「トラックドライバー」と「トラック運転手」の2つのキーワードの検索数は、新型コロナウイルス感染者が国内で報告されはじめた20年2月から増加が加速し、20年5月には過去5年間で最も多い検索数となった。最も検索数が少なかった18年10月と比較して49.3%の増加となった。

21年11月以降の検索数は減少傾向にあるが、22年8月は19年8月比で10.0%増加しており、コロナ禍前よりも高い水準を維持している。コロナ禍が長期化する中で、トラックドライバーの仕事を探している求職者はコロナ前を上回るレベルで推移している。

トラックドライバー不足が続いており、同社は「今後さらに処遇の改善や働き方改革など事業者の取り組みが広がることで、より多くの求職者が興味関心を持つだろう」と予想している。