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沖縄最大のマルチテナント型が完成、大和ハウス

2022年9月30日 (金)

▲DPL沖縄豊見城II(出所:大和ハウス工業)

拠点・施設大和ハウス工業は9月30日、沖縄県豊見城市にマルチテナント型物流施設「DPL沖縄豊見城II」が完成したと発表した。同社によると、ことし3月に完成している「DPL沖縄豊見城」と合わせて2棟から構成する物流拠点は、延床面積が計12.3万平方メートルで同県最大となる。

同市在住者は増加傾向にあるといい、労働力の確保にも優位性がある。テナント企業の職場環境整備の一環として、DPL沖縄豊見城Ⅱ」内に保育施設を設置する予定。施設で働く従業員が子育てと仕事を両立できる取り組みを進める。具体的には、入居企業の要望に応じて最大30人の子供を受け入れられる施設を検討する、としている。

▲周辺地図(クリックで拡大)

建物は3階建てで、入居テナントは最大18社。冷凍、冷蔵、低温、常温の4温度帯に対応でき、低温加工食品のコールドチェーンに必要な品質、衛生管理が可能だ。国際的なサプライチェーンに適した交通アクセスの良さも魅力で、那覇空港から5キロ、浦添ふ頭から11キロと空と海のいずれでも、グローバルな物流拠点としての高い機能が発揮できるとしている。陸路も糸満道路、豊見城道路が全線開通し4車線化したことで、那覇市内への交通利便性も高い。