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富士フイルム、ワクチン製造も可能な拠点新設

2022年10月11日 (火)

メディカル富士フイルムはこのほど、富山市に同社として国内で初めて、製薬企業などに幅広いサービスを提供する「バイオCDMO」拠点を新設すると発表した。稼働は2026年度を見込む。

CDMOは、生産プロセス開発や安定性試験、治験薬の開発・製造、市販薬の製造まで幅広いサービスが対象。同社は30年以上の実績を有していて、幅広い医薬品の開発や製造受託に対応できる強みがある。

(イメージ)

今回は富士フイルム富山化学(東京都中央区)の既存工場内に設備投資し、バイオ医薬品の治験薬製造などができる新棟を建設する。パンデミック時には、ワクチン製造が可能なデュアルユース設備として整備し、原薬製造から包装まで一貫受託できる体制を構築する。

新拠点設立は、経済産業省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品拠点等整備事業」に採択されている。同社はライフサイエンス領域の事業成長を加速させるとともに、新型コロナウイルス禍など有事に対応できるよう国内のワクチン生産体制強化の一翼を担う、としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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