ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鳥取初の医薬・防災品ドローン輸送、トルビズオン

2022年10月20日 (木)

▲千代川上空を飛行するドローン(出所:トルビズオン)

ロジスティクス上空シェアリングサービスを手掛けるトルビズオン(福岡市中央区)は19日、徳吉薬局(鳥取市)、無人航空機を利用した写真撮影などを行うNEXT MOTION(同市)とともに、災害発生時の道路寸断を想定した、医薬品や防災用品のドローン空路輸送を実施した。発表によると、鳥取県内では初めての試みで鳥取県と鳥取市が協力した。今回の実験をきっかけに、一級河川上空を軸としたドローン航路網の構築に向けた検討を開始する。

トルビズオンは、ドローン配送を活用することで、脱炭素化社会の実現とともに将来的なドライバー不足や過疎地域への配送といった社会課題の解決も検討していくとしている。

▲徳吉薬局内で医薬品を詰め込む様子

実験で搬送したのは、AED(自動体外式除細動器)、第2類医薬品、医療材料。鳥取県沖を震源とする震度6の地震が発生したと想定し、被害状況の確認や緊急物資の配送のため、千代川河川敷からAxisバードスタジアムまで5キロ、10分間を飛行した。低コストで運用できるライブ配信システムとクラウドサービスを組み合わせることで、拠点の様子やドローン映像を同時中継する提案なども行われた。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com