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六甲山で食料品・医薬品のドローン配送実験

2020年6月12日 (金)

国内神戸市は12日、トルビズオン(福岡市中央区)やセイノーホールディングスなど6社と協力し、18日に六甲山で飲食物や医薬品のドローン混載配送実験を実施すると発表した。

▲飛行ルート(出所:スカイドライブ)

実験で中心的な役割を果たすのは、土地の所有者とドローンユーザーとの間で上空使用権を売買するサービス「sora:share」(ソラシェア)を提供するトルビズオン。同社があらかじめ用意した飛行経路をスカイドライブ社のドローンが自立飛行し、第1便では小売店の商品、一般用医薬品、神戸市の広報物を混載輸送。第2便では、温度管理が必要な飲食物を輸送する。

また、今回の実験ではトルビズオンが損害保険ジャパン日本興亜と開発した独自の損害賠償保険「ソラシェア保険」を適用し、物的・人的損害が生じた場合にはトルビズオンが土地の所有者や運航者を保証対象として最大1億円まで補償する体制を整えた。

神戸市は、都市づくり支援事業「ビー・スマート・神戸プロジェクト」の一環として実証実験の各種調整や支援を行う。

実験の関係者
トルビズオン:プロジェクトマネジメント、飛行ルートの地権者調整
セイノーホールディングス:物流業、温度管理
スカイドライブ:ドローンの機体提供、現地のオペレーション
成ワ薬品:医薬商品提供
ソフトバンク:通信提供
阪急阪神百貨店・神戸阪急:飲食物提供
神戸市:各種調整、支援

上空使用権売買でドローン配送実験協力、神戸でも