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名古屋港の上半期は輸出入とも増加、黒字は縮小

2022年10月25日 (火)

調査・データ名古屋税関がこのほど発表した名古屋港の2022年度上半期(4〜9月)の貿易概況(速報)によると、輸出額は前年同期比11.0%増の6兆9362億円、輸入額は40.4%増の3兆7196億円となった。差し引き3兆2167億円の黒字だったが、黒字幅は10.6%縮小した。

上半期としては輸出は4期連続、輸入は3期連続の増加で、黒字幅は2期連続で縮小した。輸出の増加には、歴史的な円安でドル建ての金額が膨らんだ部分もあったとみられる。輸入の増加にはエネルギー価格の上昇が反映された。

品目別にみると、輸出では主力の自動車が1兆6447億円と、前年同期比で17.0%増え、2期ぶりの増加となった。半導体不足はなお解消されてはいないものの、新型コロナウイルス禍による行動制限が海外で緩和され経済活動が復調してきたことで、アメリカ向けを中心に輸出が回復した。ただ、中国向けは上海市のロックダウン(都市封鎖)の影響もあり減った。

輸入では液化天然ガスが3635億円と2.3倍の伸び。原粗油も91.9%増の2803億円となった。天然ガスは3期連続、原粗油は2期ぶりの増加となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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