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国交省、「ダブル連結トラック」対象路線を2.5倍に

2022年11月8日 (火)

行政・団体国土交通省は8日、大型トラックの後ろにトレーラーの荷台部分をつなげることにより1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の対象路線をこれまでの2.5倍に広げると発表した。

物流事業者の要望を反映した措置で、道路構造や休憩施設について物流事業者の運行計画をもとに検討。東北から九州までの高速道路について、主な通行経路となる区間を拡充した。対象区間の総距離は2050キロから5140キロになる。

国交省は今後、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)におけるダブル連結トラック優先駐車マスの整備を進めるとともに、運行状況や物流事業者のニーズを踏まえながら主な通行経路となる区間について検討を続ける。

ダブル連結トラックは、貨物輸送業務の効率化策として政府や業界が推進。働き方改革関連法により2024年4月1日から物流業界に生じる「物流の2024年問題」への対応を含めた物流現場における業務最適化に向けた取り組みとして注目されている。

▲現在走行区間(赤)と今回拡充区間(黄)の詳細(クリックで拡大、出所:国土交通省)

ダブル連結トラックの対象路線拡充へ、国交省方針

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LOGISTICS TODAY編集部
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