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メルセデス・トラック、工場への部品配送にEV活用

2022年11月28日 (月)

▲eActros LongHaul(出所:Daimler Truck)

国際トラックメーカー大手の独Daimler Truck(ダイムラートラック)は24日、メルセデス・ベンツブランドのトラックの製造に関し、完成車工場への部品などの輸送を電気自動車(EV)で行うと発表した。2026年末までに自社最大のトラック工場であるヴェルト工場への配送を100%電動化する目標を掲げた。

それによると、メルセデス・ベンツ・トラックは、EVトラックを生産するだけでなく、自社のサプライチェーンでも活用し、CO2排出を削減するとともに、EVの実用性と汎用性を実証していく。これには複数の貨物輸送会社との緊密な協力が必要となる。

▲eActros 300 tractor

部品輸送用のEVトラックは、まず23年にヴェルト工場に導入する。試験段階ではメルセデス・ベンツの「eActros(イーアクトロス)300 tractor(トラクター)」を使い、その後「eActros LongHaul(ロングホール)」やその他のモデルも追加していく予定という。これらの車種の実用性を確かめる狙いもある。工場内には充電インフラを整備する。自社だけでなく部品メーカーなど取引先企業も使えるようにする。

同社幹部は「車両の開発や製造、関連サービスにとどまらず、自分たちの直接の物流の電化とCO2ニュートラルにも集中的に取り組む」と話している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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