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メルセデス、EVトラックの1メガワット充電に成功

2024年4月22日 (月)

荷主メルセデス・ベンツ・トラック(ドイツ)は18日、開発・試験センターにて、新しいeActros 600(eアクトロス600)プロトタイプを1メガワットの充電ステーションで初めて充電する試みに成功したと発表した。

▲充電ステーションで充電するEVトラック(出所:メルセデスベンツ)

eActros 600は、600キロワット時を超えるバッテリー容量と自社開発の高効率電気駆動軸により、中間充電なしで500キロの航続距離を誇り、1日に1000キロを超える走行が可能である。

欧州では、メルセデス・ベンツ・トラックの顧客の60パーセントが500キロ未満の距離を移動しており、この範囲内であれば既存の充電インフラで対応可能だが、それを超える長距離輸送にとっては、公共の充電インフラにおけるメガワット充電の導入は特に重要となる。

メルセデス・ベンツ・トラックのエンジニアはMCS標準化の一環として車両と充電ステーション間の通信インターフェイスのさらなる試行とプロトタイプコンポーネントの開発を進める。eActros 600の量産開始は2024年末を予定しており、最大400キロワットのコンバインド充電システムに加えて、後には1メガワット充電も可能になる予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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