ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

香港拠点のガウ、日本の首都圏7物流施設を取得

2022年12月1日 (木)

拠点・施設香港に拠点を置く不動産投資会社ガウ・キャピタル・パートナーズ(GCP)は1日、運用するファンドを通じて首都圏にある稼働中の物流施設7物件を取得したと発表した。

発表によると、同社が日本の物流物件を取得するのは初めて。物件は千葉、常総、蓮田、橋下、足利に所在するとしており、大半が東京都心から車で1時間以内のエリア。同社は、取得した物件のうち「いくつかの物件は付加価値をより高めることができる」と指摘。その上で、冷蔵倉庫への転用や積極的な投資運用などを通じて、ポートフォリオの付加価値を高めていくとしている。

発表によると、7施設の賃貸可能面積は25万3200平方メートルで、首都圏の3700万人分の物流を担う規模。いずれも物件も近接都市へのアクセスが良好。

▲ガウが取得した7施設(出所:ガウ・キャピタル・パートナーズ)

同社は、アジア太平洋地域や参入障壁が高い不動産市場に特化した資産運用会社。稼働率の低い商業施設や物流施設などに投資し、不動産で戦略価値を高めることに注力している。

また、物流施設に特化したアセットマネジメント事業を展開するGLRは1日、11月30日付でGCPのファンドが取得した物件施設のうち5棟について、アセットマネジメント業務を受託したと発表。一部の物流施設に大規模なリノベーション工事やリーシングを含めた物件運営など業務全般を担う、としている。

5施設は千葉県印西市、埼玉県蓮田市、神奈川県相模原市、同厚木市、茨城県常総市。延床面積は1万1917平方メートル〜8万3695平方メートルとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com