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StarshipとJust Eat、英国ロボット配送で提携

2026年2月26日 (木)

国際自律走行ロボット配送を手がけるスターシップ・テクノロジーズ(米国)と、フードデリバリープラットフォームのジャストイート・テイクアウェイドットコム(オランダ)は25日、ロボット配送に関する包括的な業務提携を発表した。提携の第1弾として、ジャストイートの北東イングランド拠点がある英サンダーランドで、地上走行ロボットによるテイクアウト配送サービスを開始する。

新サービスでは、ジャストイートのアプリ上で配送手段としてスターシップのロボットを選択できる。対象は地元の飲食店で、需要に応じて提供エリアを拡大する計画だ。両社は今後、サンダーランド以外の都市にも順次展開し、英国全土でのロボット配送網構築を目指すとしている。スターシップはすでに英国各地で数百台規模のロボットを運用しており、今回の提携によりジャストイートのラストマイル配送に本格的に組み込まれる形となる。

ジャストイートは2021年に顧客対応拠点をサンダーランドへ移転しており、同市での事業活動が地域経済に一定の波及効果をもたらしてきた。外部調査によると、同社の拠点運営はこれまでに2080万ポンドを直接的に生み出し、サプライチェーンや従業員消費を含めると追加で3170万ポンドの経済効果があったとされる。2026年1月には、市内リバーサイド地区で10年契約の新拠点賃貸も決定しており、今回のロボット配送導入は地域への長期投資の一環と位置付けられる。

スターシップは14年創業で、現在は8か国270拠点に2700台超の配送ロボットを展開する。レベル4相当の自律走行技術を特徴とし、人の介入なしで稼働する割合は99%とする。累計配送回数は900万回を超え、英国では18年からサービスを開始し、リーズやマンチェスター近郊などで食品・日用品配送を行ってきた。

調査会社プリズム・グローバル(英国)は、個人向け配送ロボ(PDD)の普及が進めば、35年までに英国経済に13億ポンドの付加価値をもたらす可能性があると試算している。

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