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スカニアのEVトラック、ノルウェー採石場で活用

2022年12月2日 (金)

国際Volkswagen(フォルクスワーゲン)傘下のトラック・バスメーカーであるScania(スカニア、スウェーデン)は11月30日、ノルウェーの鉱山会社Verdalskalk(ヴェルダルスカルク)が、スカニア製の64トン大型EV(電気自動車)トラックを石灰石輸送用に導入すると発表した。2023年2月末から運用を開始する。

▲Verdalskalkが採用する64トン大型EVトラック(出所:Scania)

それによると、ヴェルダルスカルクは北欧最大の石灰石採石場であるノルウェーのトロムスダーレン採石場から、ヴェルダル港までの21キロで石灰石を輸送している。年間の輸送量は150万トン。この輸送業務に、総重量64トンのEVトラック「スカニア45P」を投入する。

スカニア45Pは山頂の採石場からの下り坂を石灰石を満載にした状態で港まで走る。エンジンブレーキによる回生機能でバッテリーが充電できる。港にも充電ステーションが設置され、毎回15〜20分で充電が完了する。ヴェルダルスカルクはこれまでも燃費を抑えた効率運転を重視しており、EVトラックの投入によって、環境対策を一歩進められると考えている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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