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スカニア、地元運送業者にバイオトラック提供

2021年2月2日 (火)

国際大型トラックなどを製造するスウェーデンのスカニアは現地時間の1月28日、同国ミェルビュー市の運送業者が、このほどスカニアの液化バイオガストラックを導入したと伝えた。運送業者の主要顧客である豊田自動織機の現地法人が、液化バイオガスエンジンへの切り替えを進めていることに伴うもの。

運送業者は豊田自動織機の現地法人が製造するトラックの部品を納品する際に、スカニアのバイオガストラックを使用。今日では顧客による環境への配慮が「より一般的」になってきていることから、ディーゼル燃料などを追加せずに済むスカニアのエンジンを高く評価しているという。

運送業者はスカニアのバイオ燃料トラックについて、「運転はスムーズかつ快適」で「燃料の充填作業も速く済ませられる」とコメントしている。なお、スカニアのバイオガストラックはタンク2つで1600キロメートルを走行できるが、 運送業者が使用するトラックは1日の走行距離が300キロ程度にとどまるため、タンクを1つだけ搭載しているという。